実施概要

群馬大学理工学部(桐生キャンパス)において、2026年7月25日(土)に、高校生を対象とした毎年好評の実験体験イベント「群馬大学1日体験理科教室(1日体験化学教室)」を開催いたします。理工学部教員および大学院生とともに、理工学部各プログラムに関連する実験を体験することができます。8つの実験テーマが実施予定となっており、そのうちの1つの実験テーマに参加していただけます。

理科系に興味をお持ちの方、進学に向け実験を体験してみたい方はぜひご参加ください。事前申込みが必要ですので、参加をご希望の方は下方の実験内容をご覧いただき、希望する実験を1つ選択して【参加申込】から申込を行って下さい。白衣・保護メガネは貸し出しますので、準備していただく必要はありません。

1つの実験当たり最大8名参加での実施を予定しております。お申し込み順に参加テーマが決定し、定員に達したテーマは選択できなくなりますのでご注意ください。公平を保つため、定員に達したテーマへの参加者の追加や締め切り後の対応はいたしかねます。

※天候等の状況により、皆様の健康と安全を考慮し、開催を中止・延期する場合があります。最新情報はこちらのWebsite topに掲載いたします。

桐生キャンパスへのアクセスは【こちら】をご確認ください。

2026年度群馬大学1日体験理科教室実行委員会

重要な期日

2026年7月3日 参加申し込み締め切り
参加申込にはGoogleフォームを利用しております。
期日前でも各実験の定員(8名)に達した時点で、そのテーマについては受付終了とさせていただきます。
Googleフォームを通じた申し込みが最も確実ですが、アクセスできない方は下記のお問い合わせ先よりご連絡ください。
ただし、メールの対応が遅れる場合がございますので、ご理解いただけますと幸いです。

実験一覧

チョコレートの美味しさを科学する
応用化学プログラム 奥津研究室
チョコレートはカカオバターという油脂の結晶です。カカオバターの結晶は6種類あり、美味しい結晶は2番目に安定な結晶です。チョコレートを融かし、冷やして固めただけでは美味しい結晶になりません。この実験ではチョコレートの結晶の物理化学を勉強し、美味しい結晶だけを選択的に作るテンパリングというテクニックを行います。この実験を通して結晶成長について学びます。
超伝導セラミックスって何だろう?
化学システム工学プログラム 佐藤研究室
皆さんはセラミックスをご存知ですか?茶わんや花瓶などの焼き物もセラミックスの一種ですが、実は、元素の組み合わせによって電気や磁気など多彩な性質を示す最先端材料でもあります。今回の実験では、イットリウム・バリウム・銅・酸素からなるYBCOセラミックスを用いて、「電気抵抗がゼロになる超伝導」と、磁石が宙に浮く「磁気浮上」を体験してもらいます。
化学の力で電力を!
材料科学プログラム 白石・畠山研究室
みなさんの中で、電池を使ったことのない人はいないでしょう。化学電池というのは、化学の力で電気を作ったり、逆に電気を化学物質に変えてエネルギーを蓄えたりする電池のことです。化学電池は皆さんの生活の中に深く関係があります。例えば、乾電池やリチウムイオン電池は化学電池です。特に、スマートフォン・モバイルパソコン・タブレット・電気自動車の目覚ましい普及には、化学電池の高性能化が関わっています。皆さんに実験してもらうのは、単純ですがパワーのある化学電池を作ってもらって、その電池から取り出せる電力を実感してもらいます。
腸内細菌を顕微鏡で観察しよう!
食品工学プログラム 杉山研究室
私たちの体の中、特に腸内にはたくさんの細菌が棲んでおり、腸内細菌と呼ばれています。腸内細菌は食品に含まれる成分の分解にも関与しており、さらには私たちの健康にも影響することが分かってきました。実は、一言で腸内細菌と言っても、腸内細菌ごとに特徴は様々です。この一日体験化学教室では、2種の腸内細菌を同じ方法で染色して、染まり方にどんな違いが出るのかを顕微鏡で観察します。なかなか見ることの無い腸内細菌を自分の目で見てみましょう。
分子と分子が集まると何かがおきる 〜超分子化学の世界〜
応用化学プログラム 高橋研究室
すべての生物は細胞からできています。細胞も含めて、私たちの体を構成している多数の分子は、別の分子と結びつくことで、1つの分子だけでは生み出せない、複雑な機能が発揮されます。通常、分子というと、共有結合で繋がったものを指しますが、水素結合などの弱い結合で分子と分子が集まってできた分子を「超分子」と呼びます。このテーマでは、環状オリゴ糖であるシクロデキストリンと別の分子との間で超分子ができる様子を観察します。
マクロからミクロ・ナノへ〜ナノ分子科学を体験する〜
応用化学プログラム 中村・堂本研究室
私たちの生活は多くの化学製品に支えられていますが、その機能はマクロ(目視可能な世界)からミクロ〜ナノ(10–6~10–9 mの微視的な世界)へ繋がる化学構造を操ることで実現しています。この体験教室では、温度や溶剤の種類によって発光色が変わる発光性ナノ錯体の結晶マテリアルを例にとり、マクロでの結晶操作と、プログラムを用いた結晶構造解析や分光計によるフォトルミネセンス計測を通じたナノ構造機能の解析を実際に体験します。ナノ分子科学の現場を一緒に体感してみましょう。
ホタル発光のしくみと色の変化を体験しよう
食品工学プログラム
樋山研究室
なぜホタルは光るのでしょうか? ホタルの発光は、タンパク質酵素であるホタルルシフェラーゼと基質であるホタルルシフェリンによる化学反応の結果生じる現象です。ホタル生物発光の発光色は、溶液の温度やpHに依存して変化することが知られています。そこで、実際にホタルルシフェラーゼとホタルルシフェリンを使って、実験条件を変えて発光反応を観察します。
マイクロカプセルに薬剤を閉じ込めよう!~ポリアミドの界面重合とアルギン酸カルシウムのゲル化~
材料科学プログラム 吉場研究室
高分子化合物は日常生活には欠かせない材料です。たとえば、ペットボトルや服にはポリエステルが、スーパーの袋にはポリエチレンが、タイヤのゴムにはポリイソプレンが使われています。このように幅広い分野に活用されている高分子に関して、分子レベルで直感的に学びます。様々な“仕掛け“により、”高分子とは何なのか?”を講義形式のみならず実験を通じて、一緒に体感します。

お問合せ先

E-mail 群馬大学理工学部 1日体験理科教室実行委員
森口朋尚 moriguchi@gunma-u.ac.jp